ピタゴラスイッチは、2002年に始まった幼児教育番組です。
それまでの知見を伝える型の教育番組と一線を画し、「考え方を伝える」番組として構想されました。
アルゴリズムや一対一対応といった考え方を『アルゴリズムこうしん』や『おとうさんスイッチ』といった教育方法で幼児にも本質が楽しく伝わるように作られています。
知見ではなく考え方を伝える内容になっているため、結果として、大人のみなさんにも楽しめる内容になっていて、大学生やおかあさん・おとうさんを中心に大人気の番組となっています。
昨年、考え方を伝えるというピタゴラスイッチ構想の対象を子どもではなく、ずばり大人にしたら、さらに深く面白い内容になり、いつも見てくれている大人のみなさんにも喜んでいただけるのではないかと、大人のピタゴラスイッチ という30分の特別番組を二本制作したところ(ちょいむず と かなりむず)、大きな反響を呼びました。それぞれ、ちょいむずは『アルゴリズム』『レイヤー』、かなりむずは『機構』『脳科学』というテーマで企画制作しました。
そして、今年も、その反響の大きさを受けて、一本制作いたしました。タイトルは「大人のピタゴラスイッチ デジむず」です。
テーマは、ずばり『デジタル』そして『対応(mapping)』です。
デジタルって何?とあらためて問われても、意外とちゃんと答えられないものです。一対一対応っていうのも、聞いたことあるけど何だっけとなりがちです。そんなあなたも、この30分間で、デジタルやマッピングを根源的なところから理解できます。しかも、楽しくてあっと言う間だと思います。
是非、このお正月に、ピタゴラスイッチのさらなる深さ、そして面白さを堪能していただければ、幸いです。
佐藤 雅彦
大人のピタゴラスイッチ デジむず
2014年 1月2日(木) 23:40〜24:10
NHK教育テレビ(Eテレ)