2016.12.21

新しい指針のピタゴラ装置のDVDーbook を出しました。
今回は、初めて、Bluーray book も一緒に出版されます。

タイトルの「ピタゴラ装置はこうして生まれる」で分かるように、
ピタゴラ装置の作り方、考え方に主軸を置いています。
私が書いた序文を引用します ーーー

作り方を作る

ピタゴラ装置は、どうしてあんなにも
気持ちをとらえて離さないのか。
どうやったら、あんなにも面白い装置を作ることができるのか。
それは、「ピタゴラ装置の作り方を作ってきた」からに
ほかなりません。

ピタゴラ装置はこうして生まれる

この本には、新しいモノを作り出すとき、とても大切にしなくてはならないことがピタゴラ装置を事例として示されています。
是非、存分に楽しみながらも、新しいモノを作るとはどういうものか、新しい表現を生みだすには、どのような方法があるのかを知ってほしいと思います。

映像としては、世界をあっと言わせた「ビーだまビーすけの大冒険」やNHK教育で放送して大評判になったピタゴラ装置特番(60分)がまるまる入っています。あと、未放送の魅力ある映像もたくさんあります。(全体で約90分もあります。)

でも、私が一番見せたいのは、映像の後半部分です。本に書かれているピタゴラ装置の素となった考え方とともに、その装置群を見てほしいのです。そして、その装置ひとつひとつの背景にある考えの道程をも見てもらえたら、本当に本望です。

それと、もうひとつ、、、
折角この本を購入しても、気づかれないまま閉じられそうな部分があります。
敢えてお伝えしますが、
そこは私が力と時間をかけ、作った頁なのです。
それは書籍の中の頁ではありません。
実は、カバーの裏を見ていただきたいのです。
そこには、私が1970年代から集め始めた、
ピタゴラ装置に登場する文房具や薬や、お菓子のパッケージの説明を書きました。
私は、ピタゴラスイッチが始まる30年前も前から、こんな小物を
世界のあちこちで蒐集していたのでした。
是非、カバーをめくって見てください。

東京芸術大学 映像研究科 教授 佐藤雅彦

追伸:ブルーレイ版とDVD版の両方があるので、
お間違いのないようにお求めください。

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ピタゴラ装置はこうして生まれる

第1章 テーマから作る
意味の変容
もののふるまい
見えない道
動きのアイデンティティ

第2章 次世代テーマへの挑戦
認知科学
物性科学
装置に物語を吹き込む

第3章 工学的機構から作る
カム機構
ラチェット機構
部品分離

第4章 “ 小さな思い ” の具現化
重力に逆らう装置/同じ道を何回も通る装置/自分で道を切り拓く装置/音楽を奏でる装置/最後はうまく一緒になる装置/勝手に自分で散らかしたものを自分で片付ける装置/これから自分が進むであろう方向を先行して示してくれる装置/一周してスタート地点へ戻ってくる装置/みんなが知っているあの機械を模した装置/きちんと直角に方向転換する装置


著者:佐藤雅彦 + ユーフラテス
発行所:小学館
参考価格:DVD 版 2,370円(amazon) Blu-ray版 2,674円(amazon)

Blu-ray版(amazon)
DVD版(amazon)
小学館 本書紹介ページ

2016.12.09

佐藤雅彦です。
久々に講演をします。

来たる12月10日(土)、青山学院大学で催される【EDIM16’】「教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2016」での招待講演です。
講演タイトルは、

 こうすると見えてくる
 こうすると伝わる
 こうすると分かってしまう
   ーコミュニケーションデザインの方法の作り方

です。

今まで、研究開発してきた教育方法と表現方法を、ピタゴラスイッチや考えるカラスやTV-CMなどへの実践を交えて話したいと思います。
どのようなコミュニケーションデザインを作れば、学習者や視聴者が主体的に、その情報を取り入れ、咀嚼するのかを解説していきます。
講演時間も通常より長く、90分(大学での講義時間一コマと同じ)にしてもらいました。
座席に限りがあるということなので、希望する方は、お早めに下記のURLにあるフォームで申し込んでください。
もちろん無料です。

申し込みはこちら↓
教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2016(青山大学)web site
https://symp.aim.aoyama.ac.jp/2016/

日時:2016年12月10日(土曜日)午後13時からシンポジウムは始まります。
場所:青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル(14号館) 12階 大会議室
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 (→地図pdf
主催:青山学院大学 情報メディアセンター(AIM)

2016.12.06

定員に達しましたので、募集を締め切りました。

12月23日(金・天皇誕生日)に、クリスマスワークショップと題して、
ユーフラテス+佐藤雅彦のワークショップを行います。
テーマは「レイヤーの彫刻」。コンピュータグラフィックスなどで
おなじみの「レイヤー」の考え方を使った表現のワークショップです。

講師は、ユーフラテスの石川将也が登壇します。
アドバイザーとして佐藤雅彦も参加します。
ただいま参加者募集中です。

「クリスマスワークショップ by ユーフラテス」
テーマ:「レイヤーの彫刻」
日時:2016年12月23日(金・天皇誕生日) 13:00〜16:00
会場:ユーフラテス(東京都中央区築地)
参加資格:高校生以上
募集人数:10 名(ペアでの応募も可)先着順
教材費:1,900円(1名につき)
事前予約制

【参加方法】
定員に達しましたので、募集を締め切りました。

2016.11.23

佐藤雅彦です。
久々に講演をします。

来たる12月10日(土)、青山学院大学で催される【EDIM16’】「教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2016」での招待講演です。
講演タイトルは、

 こうすると見えてくる
 こうすると伝わる
 こうすると分かってしまう
   ーコミュニケーションデザインの方法の作り方

です。

今まで、研究開発してきた教育方法と表現方法を、ピタゴラスイッチや考えるカラスやTV-CMなどへの実践を交えて話したいと思います。
どのようなコミュニケーションデザインを作れば、学習者や視聴者が主体的に、その情報を取り入れ、咀嚼するのかを解説していきます。
講演時間も通常より長く、90分(大学での講義時間一コマと同じ)にしてもらいました。
座席に限りがあるということなので、希望する方は、お早めに下記のURLにあるフォームで申し込んでください。
もちろん無料です。

申し込みはこちら↓
教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2016(青山大学)web site
https://symp.aim.aoyama.ac.jp/2016/

日時:2016年12月10日(土曜日)午後13時からシンポジウムは始まります。
場所:青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル(14号館) 12階 大会議室
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 (→地図pdf
主催:青山学院大学 情報メディアセンター(AIM)

2016.10.19

iPhoneで使えるステッカー「だじゃメール」を発売しました。
「ありがとう」「おめでとう」といった
使いやすい定番メッセージを、
かわいい絵文字を組み合わせたダジャレで表現しています。
くだらないなりにも、コミュニケーションがなにやら楽しくなります。

だじゃメールの例

フリガナがアニメーションで表示され、クイズ的でもあり、
わかって嬉しいステッカーにもなっています。

さらに凝ったダジャレを収録した
「だじゃメール MANIA」も同時リリースしました。
お祝いしたり、感謝したり、報告したり、
ちょっとしたことに、使ってみてください。

トピックス研究員 石川将也
だじゃメール だじゃメール だじゃメール MANIA

だじゃメールだじゃメール MANIA
企画:佐藤雅彦
デザイン:石川将也(ユーフラテス)+中村至男

価格:各120円
だじゃメール(AppStore)
だじゃメール MANIA(AppStore)



だじゃメールに収録されている
メッセージ一覧です。
なんと書かれているかは…ぜひ購入してみてご確認ください。

だじゃメール リスト

2016.08.08

あたまがコんガらガっち劇場「りりりりりりりりり」の謎

あたまがコんガらガっち劇場
「りりりりりりりりり」の謎


が8月8日に発刊されました。みなさんに、コんガらガっちならではのきちんとした笑いを体験していただきたく、ここに案内いたします。どのページも、くやしいぐらい面白いのです。一本やられた感が半端ではありません。
この本を読んだかどうかで、この先の人生の楽しみ方や生き方が大きく変わっていきます。そのくらい言いたくなるほど、「発想のジャンプ」のお手本を思う存分見せてくれます。 是非、ぜひ、ご一読を。


書名:あたまが コんガらガっち劇場 「りりりりりりりりり」の謎
著者:貝塚智子(ユーフラテス) うえ田みお(ユーフラテス)
発行所:小学館
定価:本体800円+消費税

Amazon
小学館 本書紹介ページ

2016.04.22

佐藤雅彦です。訳あって、直前のお伝えになってしまいますが、国立研究開発法人のNIMSで講演をします。NIMSとは物質・材料研究機構のことで、世界的な物性科学の研究拠点です。

NIMSでは1年に1度「NIMSオープンハウス」を開催し、物質材料研究の面白さを見せてくれます。その中で一般の方々に向けて、この4月24日(日)に研究施設の見学ツアーや金属加工などの体験など、楽しく学べる場を提供します。ダイヤモンドを作る3万トンプレスとか、かなり面白そうです。

私とユーフラテスは、NIMSと一緒に「未来の科学者たちへ」という科学映像をずっと作ってきました。今回の4月24日に開催されるこの行事も、同じタイトルになっています。その中で、私の特別講演が行われます。もちろん無料です。

実は、このホームページに告知する前に、応募多数で、すぐ締切になってしまいました。その後、NIMSの特別な計らいで、座席数を増やしてくれたのですが、それも瞬時に定員に達してしまい、既に座席が無い状態で、ここでの告知が憚れたのです。ところが、NIMSの方が、昨日、さらに会場レイアウトを工夫して、あと60名ほどの座席を作りました。この座席は、もうwebで登録ではなく、当日、先着順に受け付けをするそうです。もともとの席が170席で、60席増やしたということなので、希望者はほとんど入ることができると思います。
(なので、NIMSのホームページに行っても、申し込み受付終了となっていると思いますが、上記のような事情ですので、参加希望の方はがっかりせず、会場までいらしてください)

私の講演の内容は、「科学をどう伝えるか」というテーマで、そのために私がこれまで研究と開発をしてきた映像手法をピタゴラスイッチや考えるカラスやNIMSの科学映像を例として見せながら話したいと思っています。具体的な実験もやって見せたいと思っています。楽しみにしてください。

時間の許す方、そして興味のある方、ぜひ、足をお運びください。
新緑の筑波研究都市でお会いしましょう。

佐藤 雅彦

【講演日時】2016年4月24日(日曜日)11:00〜12:30
【場所】筑波学園都市 NIMS 千現地区
(NIMSは研究地区が3箇所あるので、詳しくは下記のURLで)
【講演題目】科学の伝え方  ーピタゴラスイッチ、考えるカラスを例として
【NIMS ホームページ】青少年特別行事「~未来の科学者たちへ~」

2016.01.27

2355/0655 ソング Best!「明日がくるのをお知らせします」

0655と2355の新しいCDが完成しました。
前のCDから約3年、
竹中直人さんの「電車がきます」、中川翔子さんの「龍安寺の歌」、
レキシさんの「重箱の隅つつくの助」、
狩人の「ディオファントスの一生」、
大橋トリオさんの「放物線のうた」をはじめ、
前回残念ながら収録できなかった曲や、
新たにできた曲、合計28曲を収録しています。
毎年作り続けた干支ソングももちろん収録しています。

さらに、特別ふろくもあります!
とびはぜトビーが厳選したおやすみソング、
4曲の映像を収録したDVD付き。

CDやブックレットのデザインは、
前回に引き続き、ユーフラテスの貝塚智子です。
どうぞ、お楽しみに。

佐藤 雅彦


『0655/2355 ソングBest! 明日がくるのをお知らせします』

- - - - - - 0655 - - - - - -
1. 0655 call by 0655dori
2. チョココロネをたべるのどっちから? / 柴田聡子
3. 重箱の隅つつくの助 1ばん / レキシ
4. わが輩は、犬 / 松本素生
5. 素晴らしき哉、世界 アの界 / 東京すばらしき合唱団
6. 電車がきます / 竹中直人
7. 走れ! ウマダ・ウマジロウ / 100万馬力合唱団2014
8. うちにはこんなのがいます / 杉山ひこひこ
9. きょうの選択 / HARCO
10. それぞれの立場ソング ダチョウの3兄弟 / タカアンドトシ
11. これを知ってるといばれるの唄 「海外では通じない和製英語編」/ 石澤智幸
12. 小石川植物園に行ってみました① / 近藤研二
13. メーメーメーがやって来た! ! / 豆曲トリオ+メーメーメー合唱団
14. 気にしないの助音頭 / 近代史ケンジ
15. 喜多喜多! さるさるどしー! / 川の字トリオ+うきうき合唱団
16. toi toi toi !! 〜幸せを願う特別編〜 / デーモン閣下
- - - - - - 2355 - - - - - -
17. 2355氏、金曜の夜 / 細野晴臣
18. 龍安寺の歌 / 中川翔子
19. ディオファントスの一生 / 狩人
20. 顕微鏡で覗く世界 ボルボックス編 / 笹倉慎介
21. とびはぜトビーのBGM
 「ブラームスのワルツ 変イ長調op.39-15」/ イエルク・デームス
22. 放物線のうた / 大橋トリオ
23. がんばるぞ! 俺たちあきびん びんようき隊の歌 / われもの合唱団
24. あるヤドカリの唄 / 比嘉栄昇
25. 小さな恋の物語 その2 たまごとミルクパン / 笹倉慎介
26. 猫のふみふみ / 杉林恭雄
27. あくびが出るよ / 近藤研二
28. factory of dream 夢を作る工場 I don't want to play in your yard / Peggy Lee
「2355が明日がくるのをお知らせします」(石澤典夫アナウンサー)

- - - - - - DVD - - - - - -
【とびはぜトビーの選ぶ おやすみソング「トビーセレクション」】
1. 龍安寺の歌
2. 顕微鏡で覗く世界
3. 素晴らしき哉、世界 深の界
4. toi toi toi !!(トイトイトイ) 幸せを願う編

レーベル:日本コロンビア
発売日:2016年1月27日
価格:2,400円+税

TOWER RECORDS
HMV
Amazon

2016.01.22

定員に達しましたので、受付は終了しました。

来たる2月6日(土)に、東京芸術大学の馬車道校舎で
科学映像のレクチャーをします。

馬車道校舎には、上質の映画館のような大視聴覚室があり、
そこで、行います。

ピタゴラスイッチや考えるカラスで放送している科学映像の数々を例にして
科学映像の面白さについて、また作り方について
考察したいと思います。

このレクチャーは、横浜市と芸大の連携事業なので、
当初は、対象を横浜在住の高校生と最初の募集では限定していたのですが、
横浜市のご好意で、一般公開となりました。

申し込みや、より詳しい説明を希望する際は、
下記の芸大のホームページに行ってください。
応募フォームのページにも、ここから行けます。

実際の実験も交えて、講義を進めますので、
乞うご期待です。

佐藤 雅彦

http://www.fm.geidai.ac.jp/news/2533

日時:2016年2月6日(土曜日) 入場 13:30から
   レクチャー: 14:00〜15:30
場所:東京芸術大学 馬車道校舎 3階 大視聴覚室
最寄り駅:みなとみらい線 馬車道駅
駅を出るとすぐ馬車道校舎はあります。
昔の銀行の建物で、立派です。

もちろん無料です。

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