佐藤雅彦の新刊は、こんな細長い本です。
たて215ミリ よこ幅20ミリの
超ほそ長です。
細長のせまい面積で、でき得る表現の実験を
しています。
かっこいいこと、面白いこと、滅茶苦茶なこと、
とりたてていうまでもない、
小さいきれいなアイデアも、
この融通のきかない、超然とした面積を
尊重して出て来たものと思われます。
箱の天面にある小粒なマーク、
「rigid − radical − universal」
を冠した、アートとしての実験本、
(1)と(2)の2分冊、
四角くて細長い、スライド式の箱入りです。
( 内野ますみ・文 )
「Fが通過します」
マガジンハウス 刊 1200円(税込)
◎紀伊國屋書店 ■新宿本店 ■新宿南店
■玉川高島屋店 ■横浜店 ■梅田本店
◎ヴィレッジヴァンガード 下北沢店 他
にて先行発売中。
* 表紙の上の方(=布テープの下の白いところ)に
折り目をぐっとつけると、めくりやすく、見やすいです。
詳しくはこちらをご覧ください。
ネット上で購入することもできます。→ 紀伊國屋書店BookWeb