ピタゴラ装置だけの特番がいよいよ放送されます。
前半戦と後半戦の2本構成です。
前半戦は、8月4日(火)の深夜23:25から30分間、そして後半戦は、その1週間後の8月11日(火)の同時刻です。放送局は、もちろんNHK教育テレビ(Eテレ)です。
慶應大学の佐藤研、そしてその卒業生からなるクリエーティブグループのユーフラテスは、番組が始まってから13年間、ピタゴラ装置を作り続けてきました。それも、異様とも言えるほどのハイレベルなクオリティを、常に保っています。最近は、藝大の佐藤研が参加することもあります。
そもそもピタゴラスイッチは、新しい教育的表現に毎年挑んでおり、数多くの名物コーナーを生みだしてきました。
しかし、ピタゴラ装置だけはずっと変わらず番組の要として存在しています。それは何故なのでしょうか? この番組を観ると、それが分かります。
私たちは、単にドミノ倒しをやっているのではありません。世の中に潜んでいる興味深い機構を学んだり、人間にとって、どうしても気になってしまう事柄をテーマ化(言語化)したりして、そこからピタゴラ装置を作ってきました。
多くのこども達やお父さん、お母さん方が、ずっとピタゴラ装置を支持してくれているのは、どの装置の動きや構造にも「理」が潜んでいて、そこを面白い!と感じてくれているからだと思います。
2週にも渡る構成になりましたが、どうしても入りきらず、泣く泣く落としたコーナーがいくつもあります。装置の全部は語り尽くせませんが、思わず声が出るほどの面白さに溢れています。
全国の、いや全世界のピタゴラ装置ファンのみなさん、
是非、この番組を観てください。
そして、一見あぶなげに見える装置が、実は奥に持っていた「強い意志」を、目の当たりにしてもらいたいと思います。
ピタゴラスイッチ 監修
東京藝術大学 大学院教授
佐藤 雅彦
放送日時:
ピタゴラ装置大解説スペシャル 前半戦
2015年8月 4日(火)23 : 25〜23 : 55
ピタゴラ装置大解説スペシャル 後半戦
2015年8月11日(火)23 : 25〜23 : 55
(共に終わってから、2355という番組が続きます。
NHKの編成局の気の利いた編成です)
放送局:NHK教育テレビ (Eテレ)