2008.07.29

君の身体を変換してみよ

東京は初台にあるICCで、
東京藝術大学の映像研究科の佐藤雅彦研究室と
桐山孝司研究室で展示を行います。
タイトルは「君の身体を変換してみよ」で、
身体表象(身体のきもち)をテーマに
いろんな実験的装置を展示しています。

いままで体験したことのないような
気持ちを湧き起こす作品群は次のようなタイトルです。

《伸びる腕》
《翔べ!小さな自分》
《21世紀如意棒》
《点にんげん 線にんげん》
《ミクロ職人修行》
《計算の庭》
おまけ展示 《線にんげん・線いぬ 作成プログラム》

大人から子供まで人間なら楽しめる展示ですので、期待して来てください。

佐藤 雅彦


http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Kidsprogram2008/

会期:2008年7月12日(土)―2008年8月31日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前10時―午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),8月3日(保守点検日)
入場無料

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
協力:東京藝術大学,GOKOカメラ株式会社,トピックス,ユーフラテス,
   ベネッセ教育研究開発センター

2008.07.24

慶応義塾大学の佐藤雅彦研究室と、
ベネッセ教育研究開発センターの共同研究映像が
とうとう完成しました。
「日常にひそむ数理曲線」といいます。

2005年に行なわれた、
SFC ORF(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス オープン・リサーチ・
フォーラム)内での私の講演『映像表現と脳科学』を聴きに来てくれた、
ベネッセ教育センターの執行役員が声をかけてくれたのがきっかけで
同センターの研究員のみなさんと佐藤研のメンバーと私とで2年半かけて
作りました。

私たちの毎日の生活は一見雑多なものに見えますが、ある視点から見ると、
そこに息をのむような美しさが潜んでいます。

自転車とサイクロイド

自転車とサイクロイド

それは数理的原理に裏付けられた曲線なのです。思いもよらないその美しさをロトスコープという手法を使って視覚化しています。

中学生・高校生・大学生に対して、自然科学に興味をもってもらおうと佐藤研のみんなとベネッセの方々といっしょにずっとやってきました。理科離れをくいとめるための私のひとつの答えです。是非、ご覧になってください。

30分の映像ですが、面白く集中した時間を体験できると思います。そして、その30分が、学校で習う数学の何年ヶ分を凝縮していることを感じとっていただけたらと思います。

今のところ、まだDVD化とか決まっていませんが、とても面白くしかも教育的ということで、ICCにて特別上映が決まりました。
土日だけの上映予定ですので、日時を確認してから行ってください。

佐藤 雅彦
組み合わされた放物線

組み合わされた放物線
アステロイドを生む装置

アステロイドを生む装置
sin曲線とブランコ

sin曲線とブランコ


『日常にひそむ数理曲線』
企画:慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室,ベネッセ教育研究開発センター
監修:佐藤雅彦
制作:佐藤雅彦+ユーフラテス
ナレーター:太田光
音楽:栗原正己


http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Kidsprogram2008/screening_j.html

日時 :2008年7月26日から8月31日までの毎土日(8/3を除く)
    午後2時―,午後4時―
上映時間:30分
入場無料
会場:ICCシアター
定員:27名(当日各回上映開始20分前より整理券配布)

尚、定員が非常に少ないこともあり、しかも夏休みも終わりに近づくほど混み合いますので、なるべく早い内にご覧になることをおすすめします。

2008.04.11

計算の庭 状態遷移図 「計算の庭」を一緒に開発した
桐山孝司芸大准教授とICCで
アーティスト・トークを行います。

今までやってきた
数理概念の視覚化や
身体表象についての研究、
森美術館での展示により
かなり膨大な参加者の
行動についての
ログが取れているので、
その分析と考察、そして
「芸大が考える数学」構想などを、
映像を交えながら話せたらいいな、
と漠然と思っています。

佐藤雅彦

アーティスト・トーク日時:4月26日(土) 14:00 〜 16:00
定員:150名 (当日先着順だそうです)
入場料:無料

ICC ONLINE | オープン・スペース 2008
*関連イベントページに、アーティスト・トークの概要が掲載されています。

2008.04.10

森美術館で、この1月まで展示されていた「計算の庭」(佐藤雅彦+桐山孝司)が東京は初台にあります ICC(NTT インターコミュニケーション・センター)に登場します。

内容的にも進化したところもあり、森美術館ではできなかったことを装備しての完成版となります。
展示全体のタイトルは、OPEN SPACE 2008 と言い、計算の庭は、その中でもっとも大きなギャラリーAで単独展示をしています。

森美術館で体験できなかった方は是非ご来場ください。

計算の庭マーク(version ICC)

また、7月中旬から同じギャラリーAで、芸大の佐藤研と桐山研そしてSFCの佐藤研の卒業生(佐藤匡・山本晃士ロバート・石川将也)が参加して制作展示します。そちらもかなり刺激的で面白い内容になっていますので、楽しみにしてください。

森美術館の「計算の庭」を体験した方は、7月中旬から来るとそちらも体験できるので、効率的かと思います。

「計算の庭」 展示期間 :
2008年4月19日(土)〜8月31日(日)
OPEN SPACE 2008  入場料:無料

NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]

ICC ONLINE | オープン・スペース 2008

2008.04.01

天才デコメスキーで、楽しいメールを作るコンテンツを始めました。
だじゃメール変換機『だじゃメーラー』と言います。
自分が書いたメールが、例のように、
だじゃれ漫画まじりのメール(だじゃメール)に変換されます。

制作は、アートディレクターの、中村至男さん、
キャラメルママそして美術出版社のスタッフと行いました。
是非、お楽しみください。

トピックス 研究員 石川 将也
だじゃメール例文


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