まず考えたのは丸や四角などの抽象的な形やマークでなく、もっと自然界に実際にあるものを使ったなじみやすい作品にしたいということでした。背景を黒でやりたかったこともあり、モチーフを月に決めました。より感覚的にわかりやすくするために、月の満ち欠けと月の軌道を、同時にふたつの画面を使って表現することにしました。
キーワード
「月齢」「公転」「二画面」
動きのルール
月の軌道は楕円を元に画面中央に近づくほど大きく動く。
月の満ち欠けは28コマで元に戻るようほぼ一定で変化し、新月、半月、満月のタイミングは自然界の実際と同じである。