動け演算
Cube 10 岩井祐介

紙の世界は物理的には2次元の平面の世界です。しかし単純な線画でも、その平面の世界を立派な立体の世界に変えることができます。ここでは、最もシンプルな3次元の世界を作るために立方体を用いました。そして立方体の中から次々と立方体が出現し痕跡を残していくことで立体の世界が規則的に拡張していくようにしました。移動している立方体を最後に消えていかせることでひとつの完結した世界に仕上げました。

キーワード
「次元」「平面」「立体」

動きのルール
立方体は18度ずつ回転、4回転したところで前面が展開。
立方体のサイズ(一辺の長さ)は回転しながら中から出てこられるようにする。
元の立方体のサイズ=X、出てくる立方体のサイズ=Yとすると
Y=X/√2と規定。

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