2009.03.17

知る人ぞ知る人気のシリーズ、
《 コんガらガっちの本 》が、
小学館から、2冊同時に出版されます。

 「あたまが こんがらがっち劇場」 と
 「こんがらがっち どっちにすすむ? の本」です。

「あたまが こんがらがっち劇場」&「こんがらがっち どっちにすすむ? の本」

両方とも、ユーフラテスの
貝塚智子 と うえ田みおの
フレーミー・10本アニメスタッフが制作しました。
ちなみに、
佐藤雅彦(=作品のところどころにも参加)と
うちのますみが監修を担当しています。

『こんがらがっち劇場』の方は、4コマまんがが中心で、
これが、かなりの新しい面白さなのです。
他にも、とても文章にできない面白さを持った何かが
載っています。
必見です。

「どっちにすすむ?」の方は、絵本形式ですが、
やはり新しい試み、絵本初!が入っています。
こちらも(とくに子供のみなさん)必見です。

発売は、3月17日。
ぜひぜひ、おたのしみに!

うちの ますみ



「あたまが こんがらがっち劇場」
 作・ユーフラテス
 小学館刊 800円(税別)
 → Amazon.co.jp / あたまが こんがらがっち劇場


「こんがらがっち どっちにすすむ?の本」
 さく ユーフラテス
 小学館刊 1200円(税別)
 → Amazon.co.jp / こんがらがっち どっちにすすむ?の本

(関連url)ユーフラテス : 「あたまが こんがらがっち劇場」「こんがらがっち どっちにすすむ?の本」

2008.07.30

◎「面+白い」とは、こういうこと。

ポプラ社から、新刊を出します。
この本の帯には「佐藤雅彦が編んだ本。」とありますが、そのとおりアンソロジーの形式です。ただ、もとになったものが、どれも高校や中学の国語の教科書に載った小説なのです。

なぜ、こんな編み方をしたのかは、本のあとがきにも記しましたが、小学生時代のある出来事に起因しています。そして具体的に教科書を集め、面白い小説を探し出したのが、1990年代の初めなので、もう大分経ちます。その時は、単に自分が面白いものを読みたい一心でやっていたのです。

どの小説も、面白さという点では群を抜いています。こういう面白さがあるのか、そんな面白さもあったのか、となると思います。

読書をあまりしない人も読書好きの人も夢中になります。
是非、お手にとって見てください。

kyoukasho
1 とんかつ…………三浦哲朗
2 出口入口…………永井龍男
3 絵本………………松下竜一
4 ある夜……………広津和郎
5 少年の夏…………吉村 昭
6 形…………………菊池 寛
7 良識派……………安部公房
8 父の列車…………吉村 康
9 竹生島の老僧、
  水練のこと………古今著聞集
10 蠅…………………横光利一
11 ベンチ……………リヒター
          上田真而子 訳
12 雛…………………芥川龍之介

〈全12編〉

「教科書に載った小説」
   佐藤雅彦 編
   ポプラ社 刊

◎ 装丁は、ユーフラテスの貝塚智子さんに担当してもらいました。
  美しく、落ち着いていて、とてもきれいな仕上がりです。

( 佐藤 雅彦 )

amazon
bk1

2007.12.11

中をそうぞうしてみよ
ユーフラテスといっしょに福音館の
「かがくのとも」の1月号を作りました。
「中をそうぞうしてみよ」
というタイトルです。
編集の方から、最初にお話しがあり、
企画したのは、2年半も前のことでした。
それから科学の面白さを子供や
ご両親にわかってもらおうと、
ある電機メーカーに協力してもらい、
特別な楽しい構成に仕上がりました。
お楽しみに。

装幀は、佐藤研の研究員そして
ユーフラテスのメンバーでもある山本晃士ロバートです。

佐藤雅彦

月刊誌なので、購読している幼稚園や小学校、
ご家庭に届くしくみですが、
発売からしばらくは、書店でも買うことができます。
(12月初旬には店頭に並ぶ予定です)

福音館書店 かがくのとも 2008年1月号
中をそうぞうしてみよ / Amazon.co.jp

2007.12.11

フレーミーとのみのノミー
フレーミーの新作えほんができました。
作者は、うちのますみさんと
かいづかともこ(EUPH)と
うえ田みお(EUPH)です。
今回は、のみのノミーがサブ主人公です。
テレビのピタゴラスイッチでも
登場したばかりです。
とても小さいですが、
人気のほうはすでに大きいです。

僕も、えほん本体ではなく、
うら表紙の内側にある特製ポケットに入っている
とても小さなえほんで参加しています。
この本の打ち合わせをしているとき、
きゅうに、のみのノミーのえほんだから、
のみbookを作ったらいいのではという構想が生まれてしまったのです。

のみブック

↑『のみBOOK』と10円玉

ぜひ、おたのしみください。

装幀は、ずっとこのシリーズをやってきたかいづかともこです。

佐藤雅彦

なお。EUPHとは、EUPHRATES(ユーフラテス)の略です。

ピタゴラブック(4)
フレーミーとのみのノミー
ユーフラテス+うちのますみ さく
ポプラ社刊 1100円(税別)

ポプラ社
フレーミーとのみのノミー / amazon

2007.09.23

midnight animation
私とユーフラテスで作った
『midnight animation』が出版されます。

これは、昨年、DIC(大日本インキ)主催の
色をテーマにした展覧会「COLOR OF 10」に
展示した作品ですが、
来場者投票で1位になったために
書籍化の運びとなりました。

この本を、部屋を暗くして付属DVDを再生し、
その画面からの光を受けると、
なんと本なのにアニメーションが始まります。

次の点に留意していただくと、とてもよく動きます。

midnight animation の見方

・部屋を真っ暗にする。
(夜、見てください。それでmidnight animationと言います)

・光がうまく本のページにあたるように、光源や本の向きを調整する。

・PCのDVDプレーヤーを使う場合は、画面の輝度を一番明るくする。

試してみてください。
紙というメディアの上でアニメーションが動くのは面白いです。

造本としても、精緻さの上に築かれた世界観が凄く美しいです。
装幀は、山本晃士ロバート(euphrates)です。

佐藤雅彦

企画・制作=佐藤雅彦+ユーフラテス
A5判(冊子+カード+付属DVD)
美術出版社刊 2,625円(税込)

早いところでは9月26日、
普通の書店では27日に店頭に並びます。
(とは言っても、特別仕様なので、大きな書店だけかもしれません)

 →   美術出版社 | midnight animation
 →   midnight animation / Amazon.co.jp

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