2004.03.26

慶應義塾大学佐藤雅彦研究室と毎日新聞社の共同企画「日本のスイッチ」が
書籍になりました。
この1年半にわたって、おこなってきた日本のスイッチのプロジェクトは、
毎週の参加者が3万8千人を超え、延べ人数だと、216万人になります。
その集大成のこの書籍には、写真やコラムもたくさん入り、
さらに楽しいものになっています。
ちなみに、どんなコラムがあるかというと

あの人の回答

日本のスイッチの代表的な質問を、あの人にやってもらいました。
あの人とは、和田誠さん、島田雅彦さん、堺屋太一さん、
しりあがり寿さん、はなさん、ピーターバラカンさん、赤瀬川原平さん、
キハチさん、勅使河原茜さん、東海林さだおさん、ゴンチチのお二人です。
各人とも、すばらしい回答とコメントを寄せてくれています。

日本の9割

日本のスイッチで90パーセント以上の偏った回答を集めています。
もちろん、毎週毎週の質問と結果は網羅され、多くの時事写真が
時の流れを彷彿とさせます。

日本のスイッチ

毎日新聞社刊 全268頁
装丁:石川将也
編集:慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室 + 佐藤雅彦
ISBN-620-31676-8
定価:本体 1000円+税

2004.03.19

プチ哲学が、中央公論から文庫として出ます。
文庫のために、「佐藤雅彦のプチ哲学的日々」という日誌風の短い原稿も
書きました。写真も僕が撮っています。
本文の部分は、文庫サイズにするために、かなり時間をかけました。
そのため、単行本とは、ページネーションやレイアウトが、
大きく変わっています。とても、読みやすいと思います。
僕としては、あとがきのページにあるアイデアを出したので、
そこを見てほしいです。

プチ哲学 文庫版

プチ哲学  佐藤雅彦著
中公文庫  158頁 フルカラー
ISBN-12-204344-1
定価    本体648円+税

2003.04.15

慶應大学佐藤雅彦研究室の一番新しいプロジェクト、
「任意の点 P」が出版されました。

「任意の点 P」は3-D book、写真のようにレンズ付きの書籍です。
そのレンズは当然、立体視のためにあるのですが、覗くと見えるものは、
今まで誰も見たことのない、
ある美しさ、あるかっこよさです。

任意の点P

通常の形        レンズを立ち上げた形

普通、3Dとはコンピューターが中で計算・合成してそれを2次元のモニター上に
出力するのですが、「任意の点 P」では、見る人の左目と右目に異なった
情報の画像を入れ、その人の脳の中で合成をさせるので、
ものすごいリアリティをもってにょっきりと、
“あまりに如実な美しさ”が現れるのです。

佐藤研の研究生以外にも、
なぜかアートディレクターの中村至男さんの作品もあり、
全体の精緻さを一層高くしています。
正直言って、すごいです。期待してください。
                  

佐藤 雅彦

出版社:美術出版社
定価 :2,500円(消費税別)
企画・構成:佐藤雅彦
作品制作: 慶應義塾大学佐藤雅彦研究室+中村至男
装丁:山本晃士ロバート
編集:田邊直子

webでも、購入できます。下記のURLまで、どうぞ。
→ esbooks Amazon

2003.04.02

毎月新聞

毎日新聞で4年間、連載していた「毎月新聞」が本になりました。

竹中さんとの経済の本のなれそめや、
だんご3兄弟のこと、
入試の初監督のこと、大学での研究室 の活動、
身のまわりで起こったさまざまな事件、
その他その時々感じた事を書き綴っています。



装丁は、穏やか、かつラディカルでハッとする仕上がり、
店頭で見るのを楽しみにしてください。

アートディレクターは畑野憲一さんです。
もちろん人気の3コマ漫画「ケロパキ」も全編掲載。

さらに、
ケロパキファン必見!
◎ 巻末ふろくとして、『ケロパキ・ボツネタ名作選』も載ってます。

毎月新聞の中でも、
個人的に読んでほしいと思う文章をいくつかあげておきますので、
機会がありましたらぜひ読んでみてください。

佐藤 雅彦

  第20号 デジタルって何?
  第18号 自分という密室
  第22号 情報の力関係
  第16号 ネーミングの功罪
  第34号 真夏の葬儀
  第23号 偶然のかけ算
  第31号 これを、〜とする
  第25号 かもしれないグッズ
  第42号 昼定食事件

毎日新聞社刊 定価1.300円(税別)

2002.08.30

『経済ってそういうことだったのか会議』が文庫本になりました。
文庫本にするにあたり、新に竹中平蔵さんと対談して、章を増やしました。
「会議その後」という章です。9.11テロをふまえてどうしても竹中さんに
聞きたいことがあったのでそのことを中心に話しました。

新・竹中語録、番外・佐藤語録もお楽しみに。
デザインは単行本と全く同じで、まるで子どものようです。
価格は600円(税別)。日本経済新聞社より出ています。

佐藤 雅彦

経済

 親本         文庫本

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